【書評】転職と副業のかけ算(moto 著)

【タイトル】転職と副業のかけ算
【著者】moto 
【ジャンル】転職・年収アップ
【評価】

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概要

サラリーマンとしての本業に加え、個人で副業をすることで、収入源を複数確保する。その事が安定に繋がる。本業では、転職によって収入をアップし、副業では、本業と転職で得た知見を収入に変える。その具体的方法や筆者の体験が公開されている。

この本の特徴

年収アップを目的とする本は沢山ある。しかしながら、ここまで具体的な道筋が示されている本は見たことがない。

レビュー

まず、1番の感想は・・・motoさんという人は、初志貫徹の人だなぁと思った。

年収を上げるために、難しい状況を次々と知恵と工夫で乗り越える。また、あえて困難な状況に置いてスキルアップする。結果を出すための姿勢がすごいと思った。

本書には、年収アップに至った具体的な方法、体験が書いてある。実話だけあって、どれもリアリティあって面白い。机上の理屈、理論が多い本とはここが違う。

その内容は転職、副業を考えている人たちにはもちろん、転職、副業を考えていない人にも役立つだろう。 理由は

・サラリーマンの立ち位置の変化
・知恵を使うこと、行動することの重要性
・市場価値という考え方

などが学べるからだ。自分は“市場価値”という考え方に影響を受けた。市場価値とは、全サラリーマンの中で自分がどれくらい価値があるかということだ。

サラリーマンとして同じところで働いていると、どうしても社内しか気にかけなくなる。市場価値を意識することで、1つの木だけを見ていたのが、森全体を見て、その森を上空から見る。そう言った俯瞰的な視点を持てるようになった。

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視点の変化

例えば 、「自分1人が活躍するだけの人より、チームにもいい影響与える人の方が市場価値が高いだろう」というように、市場価値基準で考えられるようになった。

市場価値の話は一例だが、本書はサラリーマンとして働く人全般、学びが得られる一冊となっている。

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