勝間さんの引き出しの多さを感じた本であった。健康や労働、社会の仕組みなど、色々な分野について詳しくがされている。その解説で、我々が3つの分野でリスクを抱えている事を理解できた。そして、定年後の姿がぼんやりと頭に浮かんできた。
印象に残った言葉です。
自分でお金を稼いでいる人と、これまで貯めた資金と年金のみで暮らしている人では、まったく違う「人種」になってしまう、ということを嫌というほど体感した。
引用:「勝間式ロジカル不老長寿」
やはり、定年後も緊張感と向上心を持ち続けていたい、また、お金も好きな事に使いたい、という思いになった。この一文は心に留めておくべきだと思った。ところで、自分が注目した一文があります。勝間さんが社会に役立てる(と考えている)ことは、
「多くの人がモヤモヤしているが、何となく言語化できていないことを、言語化して分かりやすく説明すること」
(だから本書を書いた)という文章です。この一文で、この本に込められた意味が分かる。そして、本書は、我々が何となく思っていたこと、何となく考えるのを避けていたこと、がまさに言語化されていると感じた。
本書を読んで、我々が抱えるリスクがインプットできた。
※若干説明が細かすぎると感じた。頭のいい人は根拠や理論をしっかりと書くが、頭の悪い自分にとってはもう少し省略してくれた方が頭に入ってくる。